表か裏なら横から、

大切な人がいなくなって一人で生活し始めたら、生きていくことに必死になった女の日記。たまに映画や趣味の感想も。

ジョーカー

「ジョーカー」


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アカデミー賞2020 主演男優賞おめでとうございます🎉

 

これでやっと私が観る気になりました。

あらすじと評判から私が観たらどうなってしまうのか、社会がこれを評価したところで、それに私は同調できるのか、同調できなかったら批判派みたくなるのか?

と、なかなか踏み出せずにいたのですが、主演男優賞というところで

 

ホアキン氏の演技が高評価だった」

 

ということになるなと。

そうなると私としても内容はもちろんだけど「彼のジョーカーを観に行こう」というところに落ち着き、特別上映で観ることになりました。

 

誰にでも「ジョーカー」になる要素はあるけど、自身が出すことになるのか、出さずにこらえて生きていくのか、その差かなと。

 

母親のことはつらすぎますね。

本当だったわけだ。すべてが。

 

メイクをすることでアーサーからジョーカーになっていくけど、中途半端メイクのところでは「君は優しいから何もしない」って逃がすこともできる。

 

ジョーカーメイクが仕上がってたら、あの友人はどうなっていたのかな。

 

銃が彼の引き金を引いてしまったのだろう。

彼は銃の引き金を引かずにいられなかったのだろう。

そもそも銃なんか渡してくれなければっていう感情はアーサーのものなのだろうか、ジョーカーなのだろか。

 

「どうせ理解なんてできない」

 

アーサーはジョーカーを理解しているのだろうか。

ジョーカーの敵は何なのだろうか。

 

人間味がある内容で、共感はできないけどたぶん同じように苦しむ人はいるだろうし、そうなる前になにか少しでも光があれば良いのにと願ってしまう。

 

目の前ですべてが消えたあの子はどうなるのだろう。

彼にも光があればいいのだけれど